意外と多いストーカーの相談
女性の方からの相談で多いのがこのストーカー被害です。
KSPへ相談を頂く方の中でもストーカー被害に悩む女性の方が目立ちます。
女性へ脅威を与えるストーカーはほとんどが男性です。(まれに女性の場合もありますが)
女性は男性に比べ体力的に劣るので大きな恐怖を感じます。
ストーカーとは
ストーカーとは簡単に言うと以下の行為です。
ある特定の人に対してつきまといや嫌がらせを繰り返し行う行為出展:警視庁(ストーカー規制法について)
でもどれくらいのしつこさがつきまといなのか、はっきりしませんよね。
嫌がらせといっても警察沙汰にする程なのか?悩む方も多いと思います。
- 警察に相談したらストーカーが逆上するのでは?
- 仕返しや復讐が怖い
- 警察があてになるのか?
- 警察に相談したけど証拠がないと言って相手にされない
いくら法律や警察があっても悩みは尽きません。
特に被害の程度と証拠は重要なようです。
同じ程度の被害でも個人によって受け止め方が違います。
同様に同じ程度の被害を警察に相談しても警察官によって受け止め方は様々です。
警察は民事不介入が鉄則なので個人的な問題には一切関わりません。
当然ですね。
あくまで刑法に沿って容疑者を逮捕したり市民の安全を守るのが役目だからです。
そこでストーカー規制法が出来たわけですが、被害相談があったからといってすぐに逮捕は出来ません。
一人の人間を拘束し自由を奪うのは大変重い事なのです。
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過去にストーカー行為がエスカレートして起こった殺人事件が何度もあっています。
警察はもちろんこういった事件を未然に防ぎたい考えますが、だからといって相談があるたびに迷わず全員逮捕する事は出来ません。
まずは証拠を集め、繰り返しを立証し、逮捕状をとらなければ逮捕出来ないからです。
警察が「証拠が必要」というのはきわめて自然な事なのです。
そしてもう一つ心配になるのがその後です。
- 警察に相談したけど注意だけで逮捕しなかった。
- または一時拘留したけど釈放された。
- 逮捕され起訴されたけど執行猶予が付いた。
こうなるとストーカーは改めて自由になります。
ストーカー問題の根本を解決せずにただ通報しただけでは自由になったストーカーの心境がどう変化しているかわかりません(少なくもと良い心境ではないでしょう)。
こういった心配も警察への通報を迷う一因になっています。
ストーカーの原因(自己中心的な考えや勘違いなど)
当店に相談される方にはストーカーについて具体的に説明して下さる方もいます。
私が聞いた範囲でストーカー化するパターンの多くはこういった人のようです。
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- 元カレ(一方的に別れた・相手が好意を持っている)
- 元夫(一方的に別れた・相手が好意を持っている・こちらに財産がある)
- 友人(交際をあいまいに断った)
- お客様(スナックや携帯ショップなど・接客を個人的な好意と勘違い)
こうして見ると相手の事を考えない自己中心的な男性が多いようです。
まずは相手の事を考えるという基本的な意識がない男性と、
うまく(上手に)別れられない女性が関係をこじらせていると感じます。
相談を受ける上ではあくまで女性ははっきり意思表示したと聞きますが、
それが一方的になってしまうと相手が納得できず関係がこじれます。
理想的なのはお互いに納得して穏やかに別れる事ですが簡単じゃないですよね。
接客業に至っては営業トークを理解しない男性が圧倒的に悪いと思います。
仕事で接客されている女性は「仕事中」なのだと理解して欲しいものです。
よくあるパターン(ストーカー行為)
相談で多いのは以下の行為です。
- 待ち伏せ
- つきまとい
- 尾行
- 電話や手紙での嫌がらせ
毎日帰宅時に自宅前で待っていて復縁を迫る、交際を迫る。
駅やバス停にいつもいて話しかけてくる。
自宅ドアにお菓子や日用品が入った袋がかかっている。
しつこく電話してくる。
無言電話がかかってくる。
ストーカー行為は被害者がしつこい(不快)と思えば成立します。
事実、毎日このような不快な思いをされている方が大勢おられます。
しかしこれらの行為そのものは女性にとって特別危険なわけではありません。
ですがストーカー行為の段階としては凶悪犯罪に発展する危険性をもった
最終局面である可能性があります。
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もともとはゆき過ぎた好意
ストーカー行為はほとんどがゆき過ぎた好意です。
(一部では金銭や純粋な嫌がらせもあります)
別れを告げられたけど好きでたまらないから復縁したい。
交際を断られたけどどうしても交際したい。
もっと自分の事をわかってもらえれば好きになってくれるはず。
ある意味とても自分勝手ですがストーカーは真剣です。
まさか自分がストーカーと思われているなんて思ってもないかもしれません。
好意をわかって欲しい、好きになって欲しい、ただそれだけの純粋な気持ちを
常識を逸したゆき過ぎた行為で表現してしまっているのかもしれません。
そうして結果的にストーカー行為をしてしまっている人は言い替えれば普通ではありません。
相手の事を考えない、自分勝手、自己中心的、わがまま、なんとでも言えそうですが
共通しているのは「常識がない異常者」という点でしょう。
相手の迷惑を全くを考えず自分の欲求だけを満たそうとするのですから。
好意がやがて憎悪に
ストーカーとなってしまうような人への接し方には注意が必要です。
そもそも常識がなく異常な行動をとってしまうような人ですから当然です。
別れ方、未練を断ち切らせる方法、納得させる方法など対応方法が重要です。
もちろん命や体に危険が及んでいる場合には身を守る方法を考えなければいけません。
安易に知人の男性に力づくで解決をしてもらったとしても、ストーカーが納得しなければ逆に復讐や仕返しといった憎悪の気持ちを持つかもしれません。
警察への通報も同じです。ストーカーに罰を与える事は出来ますが、ストーカー自身は悪意ではないと信じている場合は理不尽に感じるでしょうし復讐心を持たないとも限りません。
メールや電話を無視し続ければ、好意に対しての仕打ちにカッとなるかもしれません。
ストーカー問題の解決方法
好意によって行動しているストーカーにとって、力づくでの解決や警察への通報はとても納得できるものではないでしょう。
その行動が女性にとってはつきまといや迷惑そのものであり、明らかにストーカー被害だとしてもストーカー自身に悪意がない場合もあります。
そういった時にストーカーが受ける理不尽な仕打ちは納得してあきらめるどころか正反対に作用します。
ストーカー問題を解決する理想的な方法は話し合いです。
相手が元カレであれ友人であれ、相手の話を真剣に聞き、自分の気持ちを伝え、誤解なく納得して普通の関係に落ち着く事が理想です。
その場で自分の身を守る必要性
ストーカーがその行為をやめない限り、いつ自分の身に危険が及ぶかわかりません。
過去にもストーカー行為がエスカレートし殺人に及んだ事件は複数あります。
事態が悪化してきている場合は出来るだけ一人にならず知人や警察に助けを求めるほうが良いでしょう。
先述の解決方法はまだストーカーが決定的な悪意を持つ前の話です。
ストーカーは一度気持ちが切り替わってしまうと何をするのかわからない危険があります。
常に知人や家族に一緒にいてもらう、警察に周辺をパトロールしてもらうなど緊急の対策が必要ですが、それでも生活しているとどうしても一人になる時間があります。
逆に考えるとストーカーにとってその瞬間は襲うための絶好の機会でもあります。
最悪の場合、一対一でストーカーと向き合っても自分を守る方法が必要です。
すでにストーカーで悩んでいる方は事態が進行していると思われます。
何か起こってからでは手遅れです。
万が一の時に自分を守る方法があるか、撃退する方法があるのか真剣に考えておきましょう。
ストーカー対策で最適な護身用品の選び方
護身用品専門店KSP 店長 白石
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